STORESレジにおける「精算」メニューは、当該営業日の売上実績の確定や、現金受け渡し・取引内容に間違いがないかを、記録/管理する業務のためのメニューです。
いわゆる「レジ開け」や「レジ締め」に該当する機能を備えています。
■精算メニューでできること
主には、対面会計をともなう小売/サービス業において、通称「レジ開け」「レジ締め」と呼ばれる業務が可能です。
- 当日の営業開始時点の、釣り銭準備金の金額登録
- 当日の営業開始時点からの売上計上開始設定
- 当日の販売実績確認
- 当日の営業終了時点での、営業(シフト)時間内における理論上(システム上)のドロア内金額数値と、ドロアー内に存在する実際の金額の差異確認
- 営業時間中のドロアー内現金の入出金記録
- 釣り銭準備金の追加入金や、ドロア内現金からの店舗経費利用や銀行預け入れ時の出金記録等
※レジ締めが完了した後は、以後の修正はできません。レジ締め後の取り消し操作や、売上登録操作分は、新たな営業日分の登録として計上されます。作業漏れ等で後から売上登録や取り消しをした分については、必要に応じて、オーダーメモ機能や精算メモ機能を利用し、正しくはいつの分か記録するなどの運用をご検討ください。
■レジ開けとは
店舗の営業開始時に、以下を設定することを指します。
- 当日の釣り銭準備金を登録し、営業開始時(売上登録前のスタート時点)のドロア内現金額を確定させる(営業終了時点で、釣り銭準備金を除く売上金額を把握できるようにするため)
- 当日の売り上げの計上を開始する設定
■レジ締めとは
システム上の理論値金額と、実際にドロアー内にある現金を数えた合計金額とに、差額が発生していないかどうか、確認する作業です。
店舗の運営方針によっては、差額の発生原因を確認の上で店舗責任者に報告したり、理由を明確にして所定の場所に記録管理することがあります。
また、店舗スタッフさまによって作業手順やドロア内現金の数え方などが異なると、数え間違いや効率の悪さにつながることもあるため、店舗方針に沿った作業手順マニュアルなどを用意して、業務の標準化を実施する店舗さまもいらっしゃいます。
■レジ締めの目的
レジ締めの目的は、
- 当営業日の売上(販売実績)を確定・明確化すること
- 現金授受状況や会計操作等に異常がないかなどの管理と、それらの状況をふまえた店舗オペレーション改善に役立てること
にあります。
なお、STORES レジ では、精算機能による営業日単位の販売実績の明確化だけでなく、月次単位や長期間での売上状況推移を把握することが可能な「店舗売上」メニューもあります。
一定期間にまたがる売上の推移やアイテム別売上状況などの、より店舗運営の改善に役立てられる情報については、店舗売上もあわせてご参照ください。
また、取引ごとの詳細内容(1会計単位の商品内容や内税額等)については、店舗オーダーや、店舗オーダーCSVにて確認が可能です。
■STORES レジ で「精算」機能を使うには
精算機能のくわしい使い方については、下記ページをご参照ください。
【STORESレジ】精算処理(レジ締め・レジ開け)のための設定方法
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